所得税の仕組み

2018年11月16日・税金
所得税の仕組み

個人に対してかかる税金

所得税は、個人の所得に対してかかる税金で、1年間のすべての所得から所得控除を差し引いた残りの課税所得に税率を適用して税額を計算します。計算は以下の流れで行います。

①所得金額の計算

所得金額は、収入金額から必要経費を差し引いて算出します。所得はその性質により、以下の表の通り、10種類に分かれており、それぞれの計算方法で所得金額を算出します。

所得の種類
所得の種類

②課税所得金額の計算

課税所得金額は、所得金額から所得控除を差し引いて算出します。所得控除には、以下の14種類があります。

①雑損控除 ②医療費控除 ③社会保険料控除 ④小規模企業共済等掛金控除 ⑤生命保険料控除 ⑥地震保険料控除 ⑦寄付金控除 ⑧障害者控除 ⑨寡婦控除・寡夫控除 ⑩勤労学生控除 ⑪配偶者控除 ⑫配偶者特別控除 ⑬扶養控除 ⑭基礎控除

所得控除は、控除の分が所得から差し引かれる制度です。控除の分がすべて税額から差し引かれるわけではないため注意が必要です。目安としては、所得控除×以下の速算表の税率分、税金が差し引かれると考えると分かりやすいでしょう。

所得税の速算表
所得税の速算表

③所得税額の計算

所得税額は、上記の速算表を使って、課税所得金額に一定の税率を乗じた後、控除額を差し引いて算出します。所得税の税率は、所得が多くなるにつれて段階的に高くなり、納税者がその支払能力に応じて、公平に税を負担する仕組みとなっています。

所得税額の計算例は以下の通りです。

例えば、会社員で収入が給与所得のみの場合、給与収入から必要経費および所得控除を差し引いた金額が300万円とすると、以下の通り、所得税は約20万円となります。

 

・所得税:300万円×10%-97,500円=202,500円

 

最後に、住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)や配当控除(配当所得がある場合に確定申告により受けられる控除)などの税額控除がある場合は、その税額控除を差し引いた金額が実際の所得税額になります。税額控除は、控除の分がすべて税額から差し引かれる制度です。

コンテンツ提供元:株式会社エフピー研究所

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