結婚を決めたときに話し合うべき家計管理のポイント

2020年06月05日・ライフプラン
結婚を決めたときに話し合うべき家計管理のこと

目次

    結婚を決めた2人には、これから検討していかなくてはいけないことが山ほどあります。周りへの結婚報告はどうするか、両家顔合わせ・結納はどうするか、入籍日はいつにするか、結婚式は?新居は?新婚旅行は?等々。数え切れないほど膨大な物事を検討し、決定していかなければなりません。そのうちの一つとして、お金の話もあります。今まで別々のお財布で管理されてきたものを1つにして管理していくわけですから、その管理方法をしっかり決め、お互いに共有しておく必要があるのです。そんな誰も教えてくれないけれど、新婚夫婦が考えるべき、家計の管理方法とその際に決めておくべきことをご紹介していきます。
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    1.どのような管理方法があるのか?

    誰も教えてくれない、結婚を決めたときに話し合うべき家計管理のお話

    「家計管理」と急に言われても、いまいちピンとこない人も多いはず。まずはどのような管理方法があるのか基本的な3つの方法をご紹介しましょう。

    ①妻(もしくは夫のどちらか一方)がまとめて管理する

    こちらの方法は最も基本的な方法です。どちらか一方が一括して管理を行うので、管理しやすいのがこの方法の大きな特徴です。そのため、支出もコントロールしやすく、効率的に貯蓄を進めることが可能です。また、複数の口座を持つ必要がないため、新たに口座開設をしたり、インターネットバンキングの手続きをしたりといった事務的な手間も省くことができます。

    多くの人が活用してきた方法ですから、このようにメリットは大いにあります。しかし、家計を管理していない側は、お小遣い制になるなどお金の使用に関して一定の制限があるため、臨機応変な対応ができないというデメリットもあります。

    ②個人で管理し、支出項目別に支払いを分担する

    基本的には今まで通り、自分の財布は自分で管理するという方法で、完全な別(個人)管理となります。ただし、家賃や水道光熱費、食費などの2人の共通の支出に関しては、支払い担当を決めて分担して支払いをします。

    この方法では管理の仕組みが今までと大きく変わるものではないので、支払い分担さえ決めてしまえば、混乱なく管理することができます。しかしお互いの資産状況が不透明で、把握が難しいため、2人で合計どのくらいの資産を持っているのか、これから控えている住宅購入や子どもの教育に向けてお金が足りているのかなど、資産を見える化しライフプランを考えることには向いていない方法になります。

    ③個人資産と共有資産を分けて管理する

    ここまでにご紹介してきた2つの管理方法のいいとこどりをしたのが、この「個人資産と共有資産を分けて管理する」という方法です。今まで通り、個人の収入はそれぞれが持つ口座で管理をするものの、夫婦の共有口座に定期的に一定額を拠出し合い、そこから生活費の支払や貯蓄を行います。

    自分の口座は自分で管理するという最低限の自由度は保ちつつ、共有資産として、二人の今後のライフプランに基づいた資産管理も可能となります。共働きが当たり前となりつつある現代において、夫婦がそれぞれの収入をある程度自分の裁量で使うことができることは必要でしょう。

    ここまでの管理方法を3つをまとめると以下の表のようになります。

    <管理方法比較>(○:良い、△:どちらでもない、×:悪い)

    個人資産と共有資産を分けて管理する管理方法

    2.個人資産と共有資産を分けて管理しましょう

    誰も教えてくれない、結婚を決めたときに話し合うべき家計管理のお話

    3つの管理方法をご紹介してきましたが、なかでもおすすめしたいのが「個人資産と共有資産を分けて管理する」方法です。この方法について、図と表を使って、より詳しく説明していきます。

    <全体イメージ>

    個人資産と共有資産を分けて管理するイメージ

    ・夫と妻がそれぞれで①給与口座(必要に応じて、②貯蓄用口座)を持ち、個人の支出については、ここから支払いをします。

    ・夫婦で共有の③生活用口座を準備します。毎月、給与振込があったとき等の決まったタイミングで一定額を個人給与口座から拠出し、そこから共有の④貯蓄用口座に回す金額を除いたお金を当面の生活費とします。

    ・夫婦の共有で④貯蓄用口座を開設し積立預金をする等、今後のライフイベントに関わる費用に充てる資産を形成します。

    <用意すべき口座>

    ○個人

    個人資産と共有資産を分けて管理するために用意する個人口座

    ○共有

    個人資産と共有資産を分けて管理するために用意する共有口座

    3.共有口座を新規開設するときの銀行の選び方

    誰も教えてくれない、結婚を決めたときに話し合うべき家計管理のお話

    さて、夫婦の共有口座を新規開設するにあたり、どんな口座を準備すればいいのだろう、どこの銀行で作ればいいのかわからないと頭を抱えている人も多いのではないでしょうか。そこで口座開設をするときの銀行の選び方をお教えします。

    共有口座に求めるものはたったの2つだけです。ひとつは、インターネットバンキングで送金ができること。2つ目は、個人/共有口座間・夫婦(個人口座)間での送金に手数料がかからないこと。

    個人資産と共有資産を別の口座で管理するわけですから、当然の如く、各口座間でのやり取り(送金)が頻繁に発生します。そんな時に毎度、銀行窓口やATMに行くのはとても面倒です。そこで活用してほしいのが、インターネットバンキング。インターネットバンキングを活用して、即座に送金できるようにしておくことをおすすめします。また、インターネットバンキングでの送金の手数料がかからない(無料の)銀行もありますので、そういった銀行を選ぶとよいでしょう。

    同一銀行の口座間では、手数料が無料であったりしますので、今2人が所有する個人口座が同一銀行のものであれば、その銀行で新たに口座を新設するというのもひとつの手でしょう。また、ネットバンクは口座開設から全てをインターネット上で完結でき、銀行窓口に行く手間がなくなるので、活用してみるのもいいかもしれません。

    ネット銀行の比較については以下の記事で詳しく説明しています。

    4.決めておくべきルールとその決め方は?

    誰も教えてくれない、結婚を決めたときに話し合うべき家計管理のお話

    管理方法を決めたら、具体的に細かい運用ルールを決めていきましょう。とは言ってもそこまで決めごとが多いと大変ですので、最低限の項目にしぼって考えていきます。決めておくべきルールは3つ。個人口座から共有口座へ入金するタイミング・金額・臨時収入の取り扱いです。

    ①タイミング

    毎月、給与振込等の固定収入がある日の翌日に設定するとよいでしょう。収入に手を付ける前に、共有口座に入金するお金と自分の自由に使えるお金をわけることができます。また定期的に家計を見直すことができるので、月ごとの入金をおすすめします。

    ②金額

    金額の決定にはいくつかのSTEPが必要になります。次の手順で金額を決定しましょう。

    STEP1

    現状の資産、収支の状況を見える化して、整理・把握をします。

    STEP2

    現状の収支状況を参考にしながら、当面の生活費と今後のライフプランに係る費用の予測を立て、必要な金額を計算します。特に生活費は固定費と変動費に分けたうえで、更に家賃、水道光熱費、食費といったレベルで項目別に細かく整理をしていくとよいでしょう。

    STEP3

    予測した生活費と中長期的に必要なお金を月割したもの(※)の合計額を毎月の入金額とします。ただしこの時点で再度、決めた金額を現状の収支状況から本当に毎月入金可能かという観点で評価・確認は行うようにしてください。

    ※今後のライフプランに係る費用(円)÷貯蓄にかける期間(か月)

    STEP4

    決めた金額では生活が難しかった場合やライフプランに変更が発生した場合には、都度見直しが必要です。定期的に見直しをして、適切な金額設定をするよう心掛けましょう。Fortune Pocketはこのような運用に便利なアプリです。是非ご活用ください。

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    ③臨時収入の取り扱い

    ボーナス等の臨時収入があった際は、個人の財布に入るのか、共有口座へ入れるのか事前に決めておきましょう。また、共有口座へ入れる場合は全額なのか一部かなど可能な限り詳細の取り扱いについて話し合っておくことが重要です。

    5.まとめ

    誰も教えてくれない、結婚を決めたときに話し合うべき家計管理のお話

    今回は家計管理に関して、個人資産と共有資産を分けて管理する方法をおすすめしました。こちらはあくまで共働きで同等くらいの収入がある夫婦を想定しているため、一概にすべての夫婦・家族に合う方法というわけではありません。自分の家族構成や収入、今後のライフプランなどを総合的に判断し決定しましょう。また、何よりも大切なのはお互いが納得できる方法を選ぶということです。人生の一大イベントの一つである「結婚」というタイミングですから、これを機にお互いに思い描くライフプランを共有し、今後よりよい生活を送っていくため、一緒に考え、決めていくようにしましょう。

    【この記事の著者】

    フォーチュンポケットマガジン編集部

    フォーチュンポケットマガジン編集部

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