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2020年から学習指導要領が変わるというニュースをご覧になったことがある方も多いでしょう。
社会のIT化などにより世の中は大きく変わっており、今の小学生が将来就く仕事のうちの65%は、今はまだない新しい仕事になるだろうとも言われています。そのような時代の変化に対応し、世の中の動きにあったものを早いうちから学ぶ必要があるということから、2020年から新しい学習指導要領が実施されることになっています。
この記事では、これから予定されている教育改革、2020年から実施される小学校の新学習指導要領について、およびそれに備えるための習い事の費用について解説していきます。
2020年から実施される新学習指導要領では、これからの時代を担う子供たちに必要となる力を身につけるために、下記の3本柱が掲げられています。
・知識および技能
・思考力、判断力、表現力など
・学びに向かう力、人間性など
これまでの日本の教育は、知識の詰め込みが中心になる傾向がありましたが、これからは、必要な知識を身につけ、それぞれを関連づけてその知識をより広く使える力を養う教育へと変わっていきます。
新しい学習指導要領では、特に外国語教育、プログラミング教育が強化されます。気になるその内容を見ていきましょう。
2020年からは、小学校3年生、4年生で年間35時間の外国語活動が始まり、小学校5年生、6年生では年間70時間の外国語の授業が始まります。学ぶ単語数が増え、国語や算数といった授業科目と同様に成績もつくようになります。
新学習指導要領では、プログラミング教育が導入されることになっています。プログラミングの概念を学び、面白さを体感するとともに、たとえば算数でプログラミングを使って図形を描いたり、音楽の授業でプログラミングを使ってリズムを作ったりすることなどが想定されています。
子どもを英語教室に通わせると、どの程度の費用がかかるのでしょうか。一般的な英語教室の相場を見ていきましょう。
費用が安めの教室から高めの教室まで幅広くありますが、大きく、下記のようなタイプにわかれます。
プログラミング教室は、近年どんどん増えてきています。地域の公民館などでボランティアに近い形で開催されている格安の教室から、設備がしっかりしていて高額な費用のかかる教室まで様々ありますが、特に東京都心部では富裕層向けのプログラミング教室も増えています。公民館などで行われているものは、千円程度など格安な費用で学ぶことができます。
英語教室と同様に費用が安めの教室から高めの教室まで幅広くありますが、大きく、下記のようなタイプにわかれます。
教育改革により、小学校で学ぶ内容が大きく変わります。今回は、その中でも特に注目されている、外国語教育とプログラミング教育の2つについて解説しました。外国語教育もプログラミング教育も、今後は習い事にかかる費用が増えていくことが予想されますので、できるだけ早い段階から計画的にその費用を準備しておくことをおすすめします。
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