ライフプランと個人資産の管理アプリ・フォーチュンポケット
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全国では旅行における政府主導の大々的なキャンペーンが始まったものの、東京が対象外となるなど終息の欠片も見せないコロナウイルス。繁華街への繰り出しだけではなく、スーパーでの日常品購入も「可能な限り少ない人数で」と張り出され、危機感を感じます。
そのなかで強い存在感を示しているのがネットショッピング。最近は配送も玄関の前に置く「置き配」が一般化し、誰とも顔を合わせずに買い物が完了するようになりました。このとき決済として不可欠なのがクレジットカードです。以前作ったカードを何気なくインターネットに登録している、という人も多いと思いますが、まだまだコロナ禍が続くからこそ、所有カードの再整備をしたい!というニーズも高まっているようです。
それではコロナ禍では、どのような視点でクレジットカードを選ぶとよいのでしょうか。
以前は自分から足を運んで購入していた商品も、ネットショップを利用するようになったという人は多いでしょう。その時に使うメリットのあるカードは「ポイントの貯めやすさ」です。また、貯めたポイントを商品に変えるときの豊富なラインナップも見逃せないところ。
これまで人気のポイント交換による商品といえば旅行券やJR割引券、航空券のマイルなど外出・旅行のグレードを上げるものに人気がありました。2020年に入りコロナウイルスが猛威を振るうと、遠出や旅行に躊躇する風潮が続いています。同様に「美味しいお米や在宅の御馳走」にも人気が集まっていましたが、更にこれらの商品ラインナップを広げるカード会社も増えてくるのではないでしょうか。
この観点からお勧めのカードは、三井住友カード ゴールドです。日本国内にとどまらず世界中において不動のブランド力を持つVISAは、Amazonや楽天といった代表的なECサイトはもちろんのこと、個人が運営するエッジの効いたサイト決済にも対応しています。ペイメント(決済)機能を提供するいくつかのサービスがありますが、ほぼすべてがVISAを対象としているため、「この1枚持っておけば問題ない」カードでもあります。
このカードは30代利用者限定です。20代の人は兄弟ブランドの「三井住友カード primeゴールド」に申込むことができます。
○年会費優遇サービス
申込者は初年度年会費が無料。さらに翌年度以降条件付きで4,400円(税込)が割引。
○継続的なポイント5倍サービス
カード作成後、3年間にわたってポイントの有効期限が継続。さらに特定のお店では、追加ポイントが付与される特典も!セブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニ、マクドナルドなど日常で良く使うファストフードが対象です。
最近はクレジットカードの利用履歴と繋がっている家計簿アプリも多く、家族別に使用頻度をチェックできるようになってきました。Amazonなどは複数のクレジットカードを登録することが出来るため、家族の誰がどのぐらい使ったかを明確化することも簡単です。
一方で複数のクレジットカードを持つデメリットは、年会費がカード枚数分、かかりそうなところと、各自の取得ポイントが独立し、大きな商品との交換がしづらくなってしまう点です。
そんな時には家族カードを有効に使いましょう。家族カードであれば、複数枚のクレジットカードを持つことができ、それらのカードのポイントを家族間で合算できます。
JCB CARD Wは、18~39歳までが申込める高還元カードです。ポイントが通常の2倍であり、通常のショッピングでは100円あたり1ポイントが貯まります。
このカードは家族カードが充実しています。
○貯まったポイントは家族間で合算可能
ネットショッピング好きな(家族カードを持つ)長女だが、ポイントは家族でまとめて御馳走を頼みたい。そのニーズに対応してくれるカードです。家族カード発行枚数は申込当初2枚までですが、カード到着後に3枚目を追加申込することもできます。所定のJCBポイント優待店でポイント最大10倍、JCBの運営するネットショップ(OkiDokiランド)ではポイント20倍という厚遇もあります。
<ポイント10倍>スターバックス・セブンイレブン・モスバーガー・成城石井・出光昭和シェルなど
<ポイント20倍>Amazon・楽天・Yahooショッピング・ユニクロ・DHCなど
ネットショップの拡大にともない、「クレジットカードの不正利用」が問題となってきています。
不正利用は代表的なものでは、ネット上の取引で利用するクレジットカードの番号が流出してしまうこと。カード所有者が原因の場合もあれば、ネットショップ側(EC事業者)による情報漏洩が起因となるケースもあります。そのほかネットショップが架空のもので、代金だけ支払わせて商品が届かないという「ネットショッピング詐欺」や、実体のないアダルトサイトの使用履歴を作り上げて料金支払いを求める、というケースも散見されます。
みずからも日本を代表するECサイトを有する楽天が発行するカードです。楽天カードは入会金無料がCMでさかんに喧伝されており有名ですが、不正利用に対しても万全な対策を整備しています。
<楽天カードのセキュリティ対策の一例>
楽天カードが積極的な広告策により、加入者が著しく伸びています。今後もより強固なセキュリティ施策が期待できるでしょう。クレジットカードを選ぶときは、前面に出やすい入会金・会員費やポイント環境に加え、このようなセキュリティ面も合わせて考えることで、間違いのないカード選びが出来ると思います。
「自宅での買い物」はまだまだ続くものと思います。もしかしたら仮にワクチンが出来てコロナウイルス罹患の心配が無くなっても、あたらしい生活様式として「当たり前」になっていくものかもしれない。だからこそ、何気なく増やしてきたカードを再整備して、より生活をお得にしていきましょう。
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